
交通事故で流産してしまった女性と、大きなおなかを抱えて工場に働きにきた女性が出会うことで起きる反発や共感、ねたみ、いたわり、支え合いなど、さまざまな感情が静かな映像でリアルに描かれます。

ストーリー:プラスチック工場で働く律子(森谷文子)には親しい友人もいず、夫とは寝食を別にする家庭内別居状態が続いていた。そんな中、妊娠中の千夏(今野早苗)が工場に入社してくる。千夏と親しくなった律子だが家では夫に冷たくされ、幸せそうな千夏が憎らしくなってくる。しかし、その背景には律子に起きた過去の不幸な出来事が関係していた。

問題の出産シーンは物語のクライマックス。実際に監督の妻の出産を正面からカメラに収めている正真正銘本物の出産現場。非常に感動的に描いた衝撃作だが、やはり出産のシーンは刺激的過ぎるということで、映倫から、「大人向きの作品で、極めて刺激的な出産場面がみられ、標記区分に指定します」ということでR-18指定を受けた。
⇒⇒⇒【R-18】映画 無防備 出産シーン
実際の出産シーンが無修正で映倫の審査を通ったのは異例中の異例だ。その背景には本作が国内外の映画祭で高い評価を受けその芸術性が認められたということになる。


